いまや大ブームのデトックス（毒出し・体内浄化）ですが、意外な落とし穴があるのをご存知ですか。専門家気取りで、ブームにケチを付けようというわけではありませんので、ご容赦を（笑）。

大気や飲み水・食べ物などを通して、知らず知らずのうちに私たちの体の中に入ってくる水銀などの有害金属や、残留農薬・食品添加物などの有害化学物質。これらを除去しようというのがデトックス。
たとえば腸内洗浄やプチ断食、サプリメントやコスメ、マッサージ。その中でも腸内洗浄は、アメリカのスーパーモデルやハリウッド女優が実践している便秘解消ダイエット法として、日本でも大注目されているようです。

でもこの腸内洗浄、あくまでも腸内環境をリセットするものだ、というのが正しい認識のようです。いくら腸内洗浄で腸内環境を整えても、生活習慣や食生活が変わらなければ、デトックス効果は弱いといわれています。
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腸内洗浄は、たしかに腸内環境をキレイにし、結果的にダイエットにつながり、腸年齢を若返らせるスタートになるようです。そしてそのカギを握っているのが、乳酸菌に代表される善玉菌（腸内細菌）と野菜です。

野菜の多い食事は善玉菌を優勢にさせ、免疫力を上げることはよく知られています。日本人とカナダ人の腸内細菌の種類を比較したデータを見ても、明らかに日本人のほうが腸内細菌の数が多く、肉食よりも野菜中心の日本食のほうが健康食であることを証明しています。

腸の老化は肉体の老化を早め、便秘、肥満、肌荒れ、生活習慣病などの病気を引き起こします。腸年齢を若返らせるには、腸内洗浄などで腸内環境をリセットしたうえで、野菜を中心にバランスよく栄養素を摂ることが重要のようです。
また乳酸菌については、１日の目安として、ヨーグルトなら100～200gほど（約10億個の乳酸菌）だといわれています。

正直、腸内洗浄は一度体験してみたいと思っています。マジです（笑）。

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